Probably,Perhaps,Surely... everyday event

2008-05-18

High Quality

「HQ」はやっぱりHigh Qualityのことなんですね?w
最近確信したmagです。
で、そのHigh Qualityってなんぞや?っと自分なりに考えてみたことを今日はつらつらと書こうかと。
最近ホントにいいものを見る機会があって、目が肥えてきているmagですよ。
多分私なんかの目にとまるぐらいだから、もっと出かけ回ればもっともっといいものに出会えるかも知れない。
そう思うとSLの旅にわくわく感を隠しきれないでいます。
最近すげーっと思ったのは、BARですね!loversでshinさんとlucyちゃんにLM配りましたが。
ホントに、ここまでやるか!ってぐらい自らのやれる技術を凝縮して、ホントに丁寧に、素晴らしいところです。
それと昨日も書いたけど、ジャックさんが教えてくれた車屋さん。ホントに眺めていて飽きない。
これらのクオリティは目から鱗落ちまくり。
テクスの使い方とオブジェクトやスカルプの兼ね合いをよくわかっていて、ちゃんと計算されていてそれでも人間味のある、素晴らしいものだと思うのです。
かといってそれがすべてかといったら、そうじゃない。今回の写真の場所はイタリーのとあるSIM。
はっきり言って建物のテクスは写真とかでのっぺりしているし影や立体感のない世界です。積み木の世界です。
ですが雰囲気作りはものすごくいい。こうしたい、と言う一貫した方向性があって、中に入っているテナントもそれにしたがっている。そこに一貫したセンスが光っているんです。だからいるとものすごく気持ちいい。
これもある意味の「High Quality」だと思うんです。
物を作るときの方向性ってものすごく大切だと思う。
ただ漠然と「こうしたい、ああしたい」というところから始まるのかも知れないけど、その漠然とした物をどう形として表すか、と言うことですね。
それにはやっぱり観察するところから始まるんだと思う。
ここはどうなってるんだ、とか、質感を出すための表現。光の加減。これらをしっかり見て、自分に昇華させていくんだと思うんです。
そこで出てくるのが、個人のセンスとか技能とかなんだなーっておもう。
まあ、それらは何度も積み重ねていって得るところもあるわけだから、一発ですごいのを作れはしないと思うんですよね。
最初はなにかの真似から始まるんでしょう。
ですから多少の真似に関して私はあまり怒りません。まあ、真似したものや他人のものを奪って作品にして売るのは目くじらたてますが、同じような物をすべて自分が作ってみる、やってみる、それらはどんどんあってみていいことだと思う。
そこから自分の物を作るのにつなげて、オリジナリティを生み出せたら、ってことね~^^
複数の人が一つの物を作るときに、そのすりあわせも大事だと思うけど、先頭に立って推し進める人の確かなセンスと、客観視できる目が必要だと思います。
こうしたい、と言うものを人に示すのってとても難しいと思います。個人個人見方が違うわけだから。
そのときに、先頭に立つ人にセンスがなく客観性がないとひどいことになる。
自分はこうしたい、ああしたいっと思っていても客観視できないために的はずれになる場合もあります。
そしてそれがわかっていないのが一番ややこしい。自分が、自分が、それだけになってそれに付随する細かい事にすら目がいかない状態になってしまう。さんざんまわりにイヤな思いをさせておきながら、終いには自分の考えに乗れないものは出て行け、につながる。
いい物を作るという行動から人の心を悲しくさせると言う方向へ流れるのが一番最悪。関係ないところをおとしめるわけですから。
そういう人かどうか見極める目も必要になってきますね。共同作業に乗る場合。
たまに思うのですが、ピンポイントでしかものをいい悪いとしか判断できないような発言をする人がいます。
たとえば、自分が好きなものはいい。自分が好きでないものでHigh Qualityなものを見つけても反応を示さない、そんな感じですかね。
好き嫌いだけでものをみている人ははっきりいって損だと思う。自分の興味のないところにほんとうの意味の「High Quality」は広がっているもので、自分が作りたいと思わないものにだって自分が作りたい物へつながるヒントが沢山埋まっているのだ。
そこに目を向けないのはほんとうに人として成長する機会を失っている!っと言っても過言じゃないと思う。
いろんなものを見ていろんなQualityに触れなくては、自分の作りたい物の一貫性とか客観性も生まれてこないとも思うんですよ。なので、ものを見るっていうのはとても大切なことだと思います。はい。
っていう難しい話だけではなく、素直に美しいものを見て心をときめかす、そんな世界をもっといろんな場面で感じてほしいっていうのはありますね。あの感じは人生の上での至高のお菓子です。
甘くなめらかで舌触りが良く、食べて満足して幸せになれるお菓子と形容したい。私は。
そんなものを食べない手はないですよね^^
私的にはSL的に素晴らしい「High Quality」と呼べるものをジャンルにとらわれず共感して「すごいね!いいね!ずっと眺めてたいよね!」と騒げる友人が複数いることに感謝しています。
おいしいお菓子をみんなで分け合って食べることが一番おいしいと思うからです。

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